ホリデイ・トレッキング・クラブ



2012 冬のぬくもりキッズキャンプ











2012.12.20
いよいよ冬のぬくもりキッズキャンプ

2012冬チラシA-1.jpeg ふくしま・かなざわキッズ交流実行委員会(FKキッズ)主催の2回目のプログラム、「冬のぬくもりキッズキャンプ」がいよいよ12月22日から26日まで4泊5日の日程で始まります。泣いて笑っての愉快なキャンプの模様を逐次お伝えしようと、このブログを開設します。参加する子どもたちのご家族や支えるスタッフと共に、読者のみなさんの応援もどうぞよろしくお願いします。
 FKキッズは、「いしかわ自然学校」のインストラクター有志が集い、この夏初めてのキャンプを開催しました。福島と地元石川の子どもたち13人が参加し、金沢の山や森と能登島の海で元気に飛び回りました。17日間もの共同生活でそれぞれが得たものをこれから何年もかけて育てて行ければと願っています。
 冬の参加者は5人のおかあさんを含めて42人。子どもたちの中には就学前のちびっ子もいます。スタッフは実行委員会メンバーを含めて40人あまり。毎日60人ほどの大所帯で繰り広げる“ぬくもり村の大家族”生活、いったいどんなことになるんでしょうか。この二三日、ほどよい雪も降りました。怪我のないよう注意しながら、このジジイも多いに楽しみたいと思います。





2012.12.25
キャンプ開幕

 お待たせしました。冬のぬくもりキッズキャンプの実況中継がようやく実現しました。キャンプはすでに三日目を迎え、すでに日付も変わりました。気になっておられるご家族のみなさん、ご報告がおくれましたことおゆるしください。子どもたちは元気に飛び回っています。どうぞご安心下さい。 明日は早四日目、終日過ごせる最後の日になります。楽しい四泊五日は本当にあっと言う間に過ぎて行きます。今日は子どもたちばかりか、五人のおかあさんだけの時間も設けました。福島の悩ましい今に生きること、家族の世話に追われる日常を少し離れて、それぞれが自分自身を見つめる深いひとときになったようです。そんな様子を含めた子どもたちの活躍ぶりの詳しいレポートはキャンプ終了後になりそうです。参加人数四十二人を迎えてのキャンプを運営するのは想像以上に大変なことでした(慣れたスタッフはとっくにわかっていたようですが、苦笑)。乞うご期待、ということで今夜はおやすみなさい。

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2012.12.25
クリスマスパーティ

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金沢市キゴ山ふれあいの里に移動しての「冬のぬくもりキッズキャンプ」は、きょうクライマックスを迎えました。クリスマスパーティにもちつき大会、クリスマスとお正月がいっぺんにやってきた“ぬくもり村の大家族”です。
 パーティはすべてが手作り。そんなこと当たり前でしょ、と思われる方にはぜひ一度我らがキャンプをのぞいてもらいたいものです。料理の数々から会場の雰囲気作り、飛び入り参加まである余興など、たった数日間共に暮らしただけのメンバーが力を合わせての大傑作のひとときとなりました。女の子たちはおめかしまでして、近ごろの小学生ったら、ほんとこのジジイにはまぶしい限りです(笑)。
 きょうはお話会や昔あそびのミニ体験、おかあさん方には鍼灸マッサージの時間もあったりでレポートしたいことが山積みですが、いよいよ明日が最終日。無事にみんなを福島に送り届けたあとに改めてご報告いたします。

2012.12.28
ぬくもりキャンプレポート(1)

 出ぱ〜つ進行!12月22日午前7時、冷たい小雨の降る中、いわき市役所前のバス停をスタートしました。添乗が初めてのことなら、保護者のみなさんとお会いするのもこれが初めて。いくらか緊張しながらのごあいさつもそこそこに、いざ石川へ。ますやんだ、と声をかけてくれた子どもたちとの再会に年甲斐もなく心が躍りました。磐梯山の辺りでさっそくの雪模様。会場となる白山麓でも真っ白な雪が待っていてくれるはずです。
 さてと、「冬のぬくもりキッズキャンプ」の写真を整理しながら、これから何回かに分けて詳しいレポートをお送りします。


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 いわきから郡山を経由して、福島市など各地から集まった他の参加者と合流しました。総勢42人。幼児とおかあさんも含まれています。通路にまで荷物があふれる満員御礼で、しかも最初の会場となる白峰まで10時間もかかってしまいました。バス移動の疲れももちろんありましたが、到着するやスタッフの予期せぬ歓迎ぶりに思わずみんな興奮(したのはぼくだけでしょうか、笑)。間に合わない準備に忙しい中、趣向を凝らしてくれた仲間たちに拍手拍手!時刻はちょうど午後5時でした。







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 我らがFKキッズ交流キャンプは、運営面を担当するQちゃんの意向で歌う時間がいっぱいあります。さっそく愛唱歌(笑)の「虹」を、とりあえずはスタッフの声ばかりでしたが合唱しました。
 班分け、部屋への案内を済ませ予定通りの歓迎鍋パーティに突入!となりましたが、スタッフを含めて60人を越える人数が一同に会するには食堂に使ったコテージは手狭でした。はじめから予想できたことではありますが、実際目にするとなんとも凄まじい混雑ぶり。二階まで人があふれ、いきなり肩寄せ合っての食卓でした。それもまたぬくもりのひとつの形かも知れませんね(苦笑)。
 この笑顔、いかがですか? 夏以来の再会と初対面のごあいさつ。福島と石川の子どもたちが再び出会いました。この先何十年と原発事故と放射能汚染に悩まされそうですが、この笑顔の中に日本が進むべき道が示されていますよね。





2012.12.28
ぬくもりキャンプレポート(2)

 夕食のあとドアの外をのぞくと、なんとなんと子どもたちがさっそく遊んでいました。長旅の疲れもどこへやら、ほんと元気なもんですねえ。この雪の小山は白峰に住むスタッフがかまくらの土台にでもと明るいうちに作ってくれたものです。穴の中にろうそくを灯し、雪国ぬくもり村の大家族生活のはじまりはじまり〜!それにしても30人あまりの子どもたちの名前と顔、覚えられるかなあ…と戸惑いながらも、とりあえず楽しく撮りはじめたのでありました。


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 夏は滝に飛び込み木に上り、おおはしゃぎだったナリ。冬は冬でまたおおはしゃぎ(笑)。さあ、そろそろ寝る時間だよ、と一応声をかけてみる。定員20人のコテージを3棟借りてのキャンプです(白山市の御前荘)。明日はおでん。数が多いとゆでたまごの殻をむくのも一苦労です。ぼくもひとつ手伝いました(笑)。

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 夜遅くまでのスタッフミーティング。リーダーや生活スタッフの連携いかんによって、キャンプの出来が決まります。この初日のミーティングのあと実行委メンバーだけの場で、キャンプの運営を担当するQちゃんとごんちゃんから「どうなってるんだ!」とばかりに率直な意見が飛び出しました。いったいだれが責任者なんですか?とこの不甲斐ない代表にじわりと詰め寄る雰囲気を感じました。ぼくはぼくで、二人のやりたいように任せればいいと思ってのことでしたが、決めたはずの事をころりと忘れていらぬ口を挟んだり、どうも代表としての態度があやふやだったようです。素直に謝り、全員で出直すことになりました。
 キャンプの実行委員会などとそれらしい名前をつけたところで、所詮有志が集まったボランティアの任意団体です。自然体験活動や子どもたちとのひとときを創る経験豊かな若者が中心になってはいますが、春からここまでいつも6人のコアメンバーで話し合いながらなんとかかんとかやってきました。福島の子どもたちを応援するこの体制をいつまで保つことができるでしょうか。今はまだだれにわかりません。ただ継続するためには、義務でも責任でもない、もっとおおらかなエネルギーに満ちた何かが必要なんだろうと思うようになりました。もちろん資金も必要です。でもそれ以上に大切なものがあるのだと感じられます。一日も早くこの手でそれをつかみ取りたいものだと、仲間の和らいだ表情に出会いながら静かに確かに感じた夜でした。外はひんやり、氷点下のようです。














2012.12.29
有志

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 この集合写真は、冬のぬくもりキッズキャンプの終幕間近に撮りました。五日間共に過ごせば自ずと和やかな表情になるものだとは思いますが、それにしても大家族の雰囲気にあふれてるでしょ?(笑)大半が初対面の人だったというのに誰にも無理がない、と自画自賛しています。この雰囲気にまで持って行けたのは、参加者と共に生活し思いっきり遊んだリーダーの若者たちや、朝早くから夜遅くまで素朴で美味しい食事を作ってくれたキッチンスタッフのおかげでした。さらにはその食材や物資を提供してくれたみなさん、何度も寄付を寄せてくれた方々、また市の助成金や石川倫理法人会からも支援していただきました。当たり前のようにして目の前に起こっていることを見守りながら、いつもこれは決して当たり前のことではないのだと感じていました。





 先のキャンプレポートをアップしてすぐにこんなコメントをいただきました。「行きたかった。有志という言葉は非経済の意味で使うけれど、実は人間社会はすべて有志で出来上がっている。有志同士の魂だけが社会に作用し、それこそが存在たり得る。次はぜったい行こう」。この実行委員会は所詮有志が集まるボランティアの任意団体にすぎないと、記事の中に書き込んでいたのに応えてくれたものでした。
 有志とは、志を持つ者のことなんですね。おそらくだれも大それた志など意識しているはずもありませんが、なぜかこの場に引き寄せられて、またはご縁を感じ背中を押されるようにして集まったのではないでしょうか。福島の子どもたちを応援したいとの願いがひとつになって、人と人をより近づけました。
 参加の子どもたちと涙の別れをしたあとの最後のミーティングで、若者のひとりが言いました。「わたしはこのキャンプの一部になれてとてもうれしいです」。そのひと言を聞いた瞬間、胸が熱くなりました。組織の歯車のひとつとして、取り替え可能な部品として働くことに甘んじるしかない世の中にあって、ここでは歯車であることを歓びと感じていました。いいえ、もはや全体を見通すこともなく他者に動かされ伝えるばかりの歯車ではありません。それぞれが意思を持ち、作用し合う場を作り上げました。企業やお役所やあるいは組合などとすでに動かし難い組織があるのではなく、これは有志と有志の見えないつながりが新しく生み出したものでした。有志とは、何にも強要されることはありません。自らの意志で動く、人間らしい存在なんですから。
 スタッフの中には、遠く京都や滋賀から自費で駆けつけてくれた若者がいました。理科系の学生は、特別子どもが好きだというわけでもないのに自らの幅を広げるかのように柔軟な気持ちで参加してくれたようです。若者の大半は投票に行かなかったようですが、他に期待せずとも意思を持って微笑んで生きている若者が大勢いることもまた確かなようです。









2013.01.05
ぬくもりキャンプレポート(3)食事のこと


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 キャンプ生活の重要な柱のひとつは言うまでもなく三度三度の食事です。外注してしまえば楽ちんですが、それではキャンプの楽しみは半減してしまいそう。参加者もスタッフもいっしょになって準備にいそしむことで、短い日程の間でも少しでも親しくなろうと心がけました。どうですか、上の写真は到着してまだ一日も経っていない二日目の早朝の準備風景です。



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 まずはキッチンチーフのゆきちゃんが第一声、テキパキと役割を分担しました。おうちではどうか知りませんが、キャンプともなると仕事さえも楽しんでやれるのか、みんなやりたいことがとてもはっきりしていました。ほら、子どもたちの手さばき、見事でしょ。教えるはずのリーダーが「え〜?」とか言いながら尻込みしていました(笑)。地元石川の参加者のおかあさんもスタッフとして応援してくれました。すぐには馴染めなくても、いろんな形で輪が広がって行くのはとてもうれしいことです。少しでもお話できて、それが春にもつながって行きます。


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 「カブをスライスしたい人〜?」に、みんなが「はぁ〜い」。














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 そして、みんなで決めたごあいさつなんでしょうか、「心をこめていただきま〜す」だって。それにしても写真で見るとなんとも粗食ですね(苦笑)。中には口に合わないものもあったんでしょうが、みんなで作ったご馳走だからね。


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 大勢の参加者と小さなスペース。食卓につく時間をずらしたり、長めの食事時間を設けて自由に食べられるようになど、担当のごんちゃんを中心にいろいろ工夫を凝らしました。“ぬくもり村”の小さな食堂はいつも大繁盛。
 それにしてもキッチンスタッフはとても大変だったようです。プロでもないのに、毎食70人分ほどの食事を作ったんですから。キャンプ後のメールで「もうあれが限界でした」という息も絶えそうな声が届きました。だれひとり音を上げることもなくやり通したスタッフのみなさんに大きな拍手!ありがとう、ありがとう。











2013.01.06
ぬくもりキャンプレポート(4)自己紹介ゲーム


 初日の到着が予定時刻よりかなり遅れてしまい、キャンプを開幕するセレモニーがなんとなくあいまいなものになってしまいました。それを挽回したくて、二日目の朝に自己紹介を兼ねたゲームをしました。全員で二重の大きな輪をつくり、外側の輪が一人分ずつ移動しては向き合う人と自己紹介を繰り返す。ただそれだけのことですが、会場は熱気ムンムン、30分足らずでがらりと雰囲気が変わりました。
 4泊5日の間に参加者の顔と名前を一致させ、みんなに一度は名前を呼んで話しかけたいと秘かに思っていたんですが、せめてあと一二日あれば叶ったのに、というところまでしか行けませんでした。本来は地元石川の子どもたちとの交流も大きな柱にしたいと思っているので、なおさら関係を深めたいところです。人数が多いとふれあう度合いが低くなるのはどうしても否めません。でも、どんなことにもこだわりたくない、という気持ちがいちばん強いことも確かです。少しでも大勢の子どもたちを招くチャンスがあり、それが叶った以上、あとはできるだけ距離を縮めて親しくなろう!そんな自由闊達なFKキッズキャンプです。
 でも写真っていいですよねえ。これを見ながらようやく全員を覚えることができそうです。これから長い付き合いになるのかも知れません。今度会ったらすぐに名前を呼んでハイタッチ!


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2013.01.07
ぬくもりキャンプレポート(5)雪のぬくもり


 雪、空から舞い降りて来るこの冷たい雪が、実はぬくもりもいっしょに運んでいることをご存知ですか?子どもたちはその天性の感でそれを察知しているんだと思います。いろんな遊びを即座に編み出し、雪にまみれて思い思いに遊んでしまうんですから。白峰の真っ白な雪の原は、まるで天使たちの遊ぶ園になりました。敷地内の白山国立公園センターの職員が言われたそうです。「白峰の子どもたちはこんなにまで遊ばない」。よかったね、みんな。雪は天からの贈り物。


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 かまくらにろうそくを灯しての記念写真。ろうそくはお昼に揚げたとんかつの廃油を利用しての手作りです。寒いからこそ、人と人は寄り添えるんですね。


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 キャンプの名前を「ぬくもり」にしようと提案すると、すでにそういう名前のキャンプがありました。どうやら冬のぬくもりなんてありふれた話のようです。そこでもうひとつ工夫を凝らして、“ぬくもり村の大家族”をイメージすることにしました。こんなふうに暗くなるまで遊んだ子どものころを思い出します。一日中遊んだのにまだ足りなかったんですよね。起きている間中が遊びの時間だったように思います。きっと大きな何かに見守られていたんでしょう。ぬくもり村もそんなイメージです。








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夜道を歩いてみんなでお風呂。御前荘のコテージから歩い二三分のところに温泉がありました。ぬくぬく〜。


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一日遊んだスタッフとお別れしたその晩、新しいスタッフが加わりました。出会いと別れも、まさにぬくもり。


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ぬくもり村に朝が来ました。ミクが風景も撮っておいてねって何度も希望するので、心がけていたらいいこんな感じの光が差してきました。なんだかこのまま住みつきたくなる村でしょ(笑)。


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 きょうは移動日。ふたつめの会場のある金沢も雪との情報が入りました。ぬくもり村の子どもたちの声に天も応えてくれたんでしょうか。































2013.01.08
ぬくもりキャンプレポート(6)移動日


 金沢市からの支援で交通費をまかなっているので、市内の施設を利用するなど金沢での取り組みの実績が必要です。短期間のキャンプなのにわざわざ会場を移動するわけはそこにありました。でも子どもたちってすごいですよね。移動の合間のどんな状況でも、寸暇を惜しんで遊んでしまうんですから。ますやんもインディアンフルートで輪に入ると、子どもたちは笛の音で踊り出すヘビの真似。この遊びが翌日のクリスマスパーティで“スネークダンス”として余興に登場することになりました(笑)。街角でつまびくギターに引き寄せられて集まる子らも。リーダーと子どもたちとのふれあいもどんどん熱くなってきました。


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 途中にしらやまさんに立ち寄ってのお買い物。眠ってたちびっ子たちが目を覚まし、ママは〜? 


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 金沢市キゴ山ふれあいの里に入りました。外は真っ白。白峰より雪は湿っていましたが、石川の冬を満喫するには十分でした。「冬もとってもいいんだよ。なにもかも真っ白でとってもきれいなんや」のひと言に、夏に参加したいわきの4人の女の子たちが「ぜったい来る〜」と即反応してくれたんです。それがこの冬のキャンプを開くきっかけになりました。
 キャンプ生活の運営は、リーダーと参加者をまとめるQちゃんの存在があってはじめて成り立っていました。その彼もこの春は大阪に行ってしまいます。さてFKキッズキャンプのこの先は、いったいどうなって行くんでしょうか。お金より何より、人がいてこそ成り立つ保養プログラムだということを痛感しています。


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 この部屋、まるで古民家風でしょ。工芸実習室という名前がついています。囲炉裏に炭を起こして一献傾ける、なんてキャンプもしてみたい(笑)。























2013.01.08
ぬくもりキャンプレポート(7)おかあさんの時間


 福島の子どもたちの笑顔と元気を応援すること。それこそ我らがFKキッズ交流キャンプの大きな目的ですが、今回は5人のおかあさんも参加してくれたので、おかあさんだけの時間も持とうよ、ということになりました。スタッフのさわ〜とふっちゃんがその時間を担当しました。さわ〜は稼業のクリーニング店を営みながら「いしかわ自然学校」のインストラクターとしても活躍、さらにはプロのカウンセラーでもありました。ちょっぴりセミナーっぽいひとときになり頭を掻いていましたが、それが返っておかあさんたちには日常を離れて自分自身を見つめるいい機会になったようです。最後には涙を浮かべてお話される方もいました。


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 福島が今置かれている状況は、それを自分のこととして体験していない者には想像することしかできません。想像できたとしてもそこから何も生まれなければ、などとつい考えては立ち止まってしまいますが、そんな状況に追い込まれてしまった日本の庶民と庶民がたとえ数人でも寄り添って心からの言葉を交わし合えるなら、ほのかな光が見えてくるかも知れません。生きるとはその一条の光を支えに闘うことでもあるのでしょうか。だれかを打ち負かすような闘いではなく、置かれた状況に、ときに優しく、ときにあっけらかんと、ときに狂おしいほど立ち上がり、またおおらかに向き合う、庶民と庶民が手を組んで静かに微笑みながら闘いつづけるキャンプでもありたいと思います。















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 おかあさんたちとは最後の夜にお酒も交えてのひとときを過ごしましたが、ほかにもこんな極上のリラックスタイムがありました。金沢で女性専用の鍼灸マッサージ院を開いている林由美子さんが「体もほぐしてもらいましょう」と駆けつけてくれたんです。ひとりひとりのおかあさんにたっぷりと時間を取り夜遅くまで過ごしたようです。
 以前整体を学んだことがありますが、師の岡島瑞徳さんが言われた「心の問題を心からアプローチするより、体を観て行く方がずっと簡単で効果がある」という言葉を思い出します。困難な福島での暮らしを支えるおかあさんたちの笑顔こそ、子どもたちには大きな力になるのかもしれません。

















2013.01.09
ぬくもりキャンプレポート(8)自由な一日

 クリスマスの日は思い思いに遊んだりパーティーの準備をしたりと自由な一日になりました。午後からはお話会や餅つきも予定され、この際お正月までやってしまおうという欲張りキャンプです。食事時間もゆったりとって、班ごとに食べたいときに食堂へ。大人数だからの工夫でした。夏は少人数の長期キャンプ、冬は短期間の大家族、いろんな形を体験しながら成長するFKキッズキャンプです。


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 アウトドア派はさっそくキゴ山山頂にアタック(笑)。大丈夫かなあ、ちびっ子たち。


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 キッチンではパーティー用のメニューにそってあちらこちらで女の子たちが大活躍。なかなか様になってるでしょ?


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 こちらは会場の雰囲気を盛り上げようと飾りつけ作り。おめかしもばっちりです。


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2013.01.09
ぬくもりキャンプレポート(9)クリスマス

 パンパカパ〜ン! いよいよパーティの開催です! なんと我らが長老わんぱくじいちゃんのよねやんがサンタになってさっそうと登場。ちびっ子たちは縫いぐるみに釘付けでしたが(笑)。


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 バイキングスタイルのご馳走が並んで、みんなニコニコです。


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 お待ちかねの余興タイム。まずはFKキャンプの伝統になりつつある○○ブラザーズ(名前忘れました、笑)の熱唱からスタート、スネークダンス(登場しているので写真はなし)のちびっ子たちの熱演に刺激されたのか、いわきガールズの飛び入り出演となりました。食べて歌って踊りまで、予定を大幅に過ぎてしまいました。


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 パーティはクライマックスへ。お兄さんお姉さん役のリーダーたちが深夜まで練習した演劇で盛り上がりました。ストーリーは写真からご想像ください(笑)。


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さらに極めつけはケーキのデコレーション。デザインを話し合う班があればいきなりクリームを塗り始めるちびっ子も。人気のQちゃんケーキも登場しました。完成後はみんなで鑑賞しようと思ったら、いつの間にやら食べ始めていました(笑)。


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う〜ん、おいしかった













2013.01.10
ぬくもりキャンプレポート(10)お話し会と昔遊び


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 なにも海や山で飛び回るだけがキャンプではありません。耳を澄まして心の中に物語を描く時間はどんなに大切なことでしょう。我がおふくろでさえ読んでくれた絵本の時間を今でも懐かしく思い出すことができます。今回の冬のぬくもりのひとときを演出してくれたのは、夏につづいての奈良井伸子さんたちです。奈良井さんのお話会はときに演技も盛り込まれ舞台といった雰囲気があります。まっすぐに見つめる子どもたちにたっぷりと物語を語ってくれました。


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 さらにはゴム跳びの講習会。プロ級の子がいれば初めて体験する子もいて、黄色い声があちこちから上がりました。土地によって跳び方がちがうようで、日本の女の子たちが時空を超えてぴょんぴょん飛び跳ねてきたのかと思うとちょぴり感動してしまいました。そう言えばネパールや中国でもゴム跳びしているのを見かけました。きっと世界中の女の子、ですね。昔遊びはめちゃ楽しい。


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2013.01.10
ぬくもりキャンプレポート(11)おもちつき

 お昼はクリスマス、夕方にはもうお正月。キャンプの日程はまことに慌ただしい(笑)。なにを隠そうぼくもまだついたことがないので体験したかったんですが、子どもたちの興味津々の顔を見ているだけで満足してしまいました。ひとりひとりがよいしょ〜のかけ声に合わせてぺったんぺったん。終わってみるとなんとなく誇らしげに見えました。つきたてのお餅はほんとうにおいしいですよね。クリスマスパーティで満腹だったので、おなかにも気持ちのいい夕食になりました。


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2013.01.10
ぬくもりキャンプレポート(12)お別れの朝

 最後の朝を迎えました。部屋や廊下を掃除、荷物を玄関まで出して、そんな様子を撮っていると、短い間によくぞここまで家族のように親しくなれたもんだと感心しました。やればできるんですね。さっさと済ませたグループは昨日のつづきでぴょんぴょん(笑)。


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 キャンプを振り返りながら思い出のシーンを一枚の紙に描きました。みんなの前で発表もして、いろんなことがあったぬくもり村の大家族の終演間近です。


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 最後はやっぱりテーマソングのようになった虹の歌。初日とちがってみんなで大合唱すると、歌があるキャンプってほんとにいいなあと感じました。このつないだ手と手をこれからもギュッと握って歩こうね。


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 記念の集合写真を撮ったあと、このキャンプを応援してくださったみなさんへの感謝の気持ちを込めて、全員で「ありがとうございました〜!」の大合唱。聞こえましたか?

 ついにお別れの時がやってきました。笑顔にあふれたこの姿、ほんとみんなよくやったね、楽しかったね。



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 感動の再会と別れ。福島出身のおっくんは金沢大学の一年生。今回は風邪気味で思うように参加できませんでしたが、声をかけてくれた福島大学に通う友人のみーちゃんが、石川との往復バスの添乗ばかりかキャンプのリーダーとしても大活躍でした。みんなでまたいっしょにキャンプしよう!


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さようなら、バイバイ、撮りながらぼくもみんなの手を握りました。ぬくもりって、お別れしたあとにこそ、もっともっとあったかく感じられますね。みんな、またおいでね!